クラブ紹介



私達山口大学マンドリンクラブは、年に何度かある演奏会にむけて、日々練習をしています。
山口大学工学部マンドリンクラブは単独でも演奏会を開いています。
本部・工学部合わせて約40人という大所帯の部活ですが、
レクリエーションやコンパなども積極的に行い、みんな仲良く楽しくやっています♪




年間行事予定

4月新入生のための茶話会
5月Spring Concert
新歓コンパ
一年生練習開始
6月一年生発表
新歓レクリエーション
7月試験前の練習はお休みです。
8月夏の部内演奏会
9月夏合宿
10月医・工学部定期演奏会
秋のレクリエーション
11月山口大学マンドリンクラブ定期演奏会
12月クリスマス会
1月冬の部内演奏会
2月追いコン
3月春合宿




楽器紹介


左からマンドリン、マンドラテノール、マンドロンチェロ、クラシックギター

マンドリンが初めて作られたのは1620年で、イタリア、ヴェネチアのパロッキが、 その頃すでにあったマンドウラを小型にして高い音が出せるように工夫し、 マンドリーノと名づけたと伝えられています。
その形は、今日のものよりネックが短くて太く、ガット弦を用いていました。

現代のマンドリンは1850年頃、ナポリの楽器制作の名工として名高い
パスクヮーレ・ヴィナッチアがナポリ型マンドリンを改良したものです。
木製の糸巻きをギアを使った機械式糸巻きにし、弦留も金属製にして
より張力の強い金属弦を複弦4コースとし、フレット数もより多くしました。
その結果、演奏能力が大幅に向上し、 金属製の美しい可憐な音色を持つ個性的な弦楽器となったのでした。


トレモロ奏法

 トレモロとはピックによる弦の打掬を迅速に反応することによって
一つの継続した流れを形作る奏法で、この繊細な美しさは他楽器に比を見ません。

トレモロはマンドリンの代名詞のようにいわれていますが、
そもそもどういうきっかけでトレモロが使われるようになったのでしょうか。

18世紀のマンドリン音楽にはトレモロはほとんど使われていませんでした。
グレトリーのオペラ(嫉妬深い恋人、1778年)の中に32分音符の形で登場したのが最初とされています。
当時はトレモロとトリルの区別が明確にはされておらず、装飾的役割が強かったようです。

それが古典派の時代を経てロマンス派の時代になるとメロディーの音価が長くなり、
それを表現する必要からトレモロが使われるようになったのです。


マンドリン Mandolin

ヴァイオリンと同じ調弦(高音からE-A-D-G)で合奏ではメロディーを担当しています。
あらゆる音域でさわやかな響きを持っていますが、特に高音域は他にない美しさがあります。


マンドラテノール Mandola tenor

通称ドラ。マンドリンより1オクターブ低く調弦されます。各弦、各音域にさまざまな魅力的な音色を持ち、
そのため合奏でもハーモニーからメロディーまでなんでもこなします。
暖かさが持ち味で、ヴィオラとヴィオロンチェロの両面の顔を持つ、なくてはならない存在です。

マンドロンチェロ Mandolon cello

通称セロもしくはチェロ。ヴィオロンチェロと同じ調弦(高音からA-D-G-C)で合奏の低音を支えます。
大きなボディは大変よく響き、独特の深みある音色で、力強さ、豊かさにあふれています。
高音域はマンドラとは違った独特で魅力的な響きがします。

クラシックギター Classic guitar

マンドリン属とは違ったナイロン弦の独特の音色で合奏に和声的な色付けをしています。
合奏の中での役割も実に多種多様でギターの扱いいかんで演奏の善し悪しに大きく関係するといいます。
独奏楽器としてゆるぎない地位を確立している楽器だけに、
マンドリンオーケストラの中でも独奏として扱われることがしばしばあります。

コントラバス Contrabass

合奏の最低音域を担当し、深みある音色と圧倒的な音量をもつ頼もしい楽器です。
マンドリン属とはまったく違った魅力でマンドリンオーケストラにコクを加えてくれます。
マンドリンオーケストラに限らず、あらゆる合奏体の低域を支える楽器です。